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そこで白羽の矢が立ったのが、バレル研摩です。私自身、バレル研摩という技法は随分前から知ってはいたのですが、大量生産ラインなどでバリ取りなどに使われるイメージで、なかなか単発的な旧車のレストアに対応して頂ける工場が少ないのが現状でした。たまたまダメ元で近くのバレル研磨工場に飛び込んだら、同世代の社長様が出てこられ、なんと社長様「昔、ワシも単車のっとったんや・・・最近また乗りたいと思てたとこや」と嬉しいお言葉。お忙しい中、ラインを止めてまで対応して頂き、後日「アルミに最適なメディアと研磨剤を見つけた」との嬉しい言葉を頂けました。出来あがった製品を社長自ら配達して頂き、期待していた以上の輝きにウットリ・・・そして華の80年代の単車談義に(笑)
流石に、バフ研磨の様な光沢は無理ですが、機械でできるバレル研磨はバフ研磨に比べ、コストを大幅に削減できます。いくら美しい方がいいとはいえ、なかなか研磨に何万円というコストをかけて頂けるお客様は稀です。バレル研磨はリーズナブルなコストはもちろん、入り組んだ手の入り難い所まで処理できるので、裏面はもちろん、隅々までキレイになります。鏡面仕上げを一度でもやった事がある方なら、この有難みを理解して頂けると思います。お化粧直しが出来たハブに最近のシールタイプのベアリングを圧入します。KHの純正はリアの一部を除き、オープンタイプのボールベアリングですが、NTN社製のLUUタイプというシールベアリングを使用しますので、無給油タイプになりハブのメンテナンスを大幅に軽減できます。ブレーキドラムも製品の均一性を上げる意味もありますが、ほとんどの車両が何十年もドラムの修正研磨など行っていない為、修正研磨します。これで制動力が飛躍的に向上する訳ではありませんが、これで少なくとも後10年は安心して乗って頂けます。そしてHリムとハブをスポークで合体させ、入念に振れ取りを行います。ずいぶん前、振れ取りをご教授頂いた自転車屋さんオーナーより引き継いだ年期物の振れ取り台ですが、なかなかどうしてコレが使いやすく重宝しています。こうしてホイールASSYが完成しました。後は、お客様の方で、リムバンドとチューブ、タイヤを組んで頂ければOKです。この作業だけならお近くのタイヤ屋さんでも可能ですので、お気軽にHリム&クロームメッキスポークを愛車に導入頂けます。当時物のキャストもカッコイイですが、当時の単車こそスポークホイールが似合うと信じて疑いません!尚、制作には万全を基してはおりますが、どうしてもスポーク組込みや振れ取り作業中に軽微な傷は入ってしまいます・・・Hリムの輝きは光沢アルマイトによるものなので修復は困難です。全く傷をつけずに組み込み&振れ取りは不可能です。よく目を凝らして見ないと気付かない程の傷ですが、神経質な方はアルミHリムはご遠慮下さいませ。フロントは純正同サイズ(1.85-18)リアのみワンサイズアップ(2.15-18)です。もちろんサイズ変更も可能ですが、多数テストした中で、操安性と見た目のバランスがこのサイズが一番よろしいかと。ハブとディスタンスカラーは再使用しますので、前後ハブのみ送って下さい。ハブの状態、ドラムの摩耗が著しい場合やディスタンスカラーが無い場合は別途追加料金が発生致します。どうしてもハブがなくホイールごと欲しい方は別途ご相談下さいませ。
価格:159,500円
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